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[ 名言 ]
四、五十人も人数が集まれば、一人ぐらいは異論家はいる。
いるのが当然でもある。
その一人ぐらいの異論を同化できぬ己を恥じろ。

[ 出典 ]
司馬遼太郎[しば・りょうたろう]
(小説家、1923〜1996)
『竜馬がゆく』より、坂本龍馬のセリフ

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[ 解説 ]
組織内の異論者をただちに敵視し、邪魔者、使いにくい者として排除することは簡単だ。
最もシンプルで確実な解決法だと言える。

だがそのことによって、リーダーの度量の狭さに反感を覚え離脱する者が続出し、組織自体が崩壊することもある。

一歩引いて、「異論者とはいえども、完全に敵対するなら、自分から離れていくはず。
 離れていかないのであれば、説得の余地はある」と考えてみることもできるはずだ。
辛抱強く説得すれば、相手の考えが変化する可能性はある。
リーダーたるもの、それぐらいの度量は持ちたいものだ。
また、その度量の広さに憧れて、ついてきてくれる者、支えてくれる者も少なからずいるはずである。

とは言うものの、それはあくまでも理想論であり、異論者を組織内に抱えることで、組織運営が混乱する場合が多い。
現実にはなかなかできないことではある。
(ながれおとや)


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