名言ナビ



[ 名言 ]
みずからの信念に忠実なのは、讃(ほ)むべきことである。
しかし理智の光にみちびかれることなくして努力しても、それは結局、無用の徒労に終(おわ)るであろう。

[ 出典 ]
九条武子[くじょう・たけこ]
(教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928)
自著『無憂華』
「小鼠」

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別名言 ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ 全文・続き ]
〈全文〉
小鼠は一心不乱に車を廻している。
車は何千遍(ぺん)廻転(かいてん)しても、畢竟(ひっきょう)小鼠は同じ階段を踏んでいるのであった。

みずからの信念に忠実なのは、讃(ほ)むべきことである。
しかし理智の光にみちびかれることなくして努力しても、それは結局、無用の徒労に終るであろう。
__ Link __

信仰の篤いことは尊ぶべきことである。
しかし、みずからの迷える信念の満足のために祈り、みずから安んじているのは、悲しいことである。
__ Link __

あきらかな、仏智のひかりに照らし出された、自己をかえりみることなくして、永遠に、迷いの境涯を脱することはできない。


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.


5.

6.

7.

8.

9.

10.