言いたい事と、言わなければならない事とは厳に区別すべきである。
(ver.0) 桐生悠々[きりゅう・ゆうゆう]
(ジャーナリスト、文明評論家、1873〜1941) ※ver.0の出典不明 ※ver.1の出典は以下 個人誌『他山の石』 連載「言わねばならないこと」(昭和11年6月) ※当該文章タイトル「言いたい事と言わねばならない事と」 【 桐生悠々の名言 】
(ver.1)
言いたい事と、言わねばならない事とを区別しなければならない。 〈全文〉
人動(やや)もすれば、私を以て、言いたいことを言うから、結局、幸福だとする。 だが、私は、この場合、言いたい事と、言わねばならない事とを区別しなければならないと思う。 __ Link __ 私は言いたいことを言っているのではない。 徒(いたずら)に言いたいことを言って、快を貪(むさぼ)っているのではない。 言わねばならないことを、国民として、特に、この非常時に際して、しかも国家の将来に対して、真正なる愛国者の一人として、同時に人類として言わねばならないことを言っているのだ。 __ Link __ 言いたいことを、出放題に言っていれば、愉快に相違ない。 だが、言わねばならないことを言うのは、愉快ではなくて、苦痛である。 何ぜなら、言いたいことを言うのは、権利の行使であるに反して、言わねばならないことを言うのは、義務の履行だからである。 __ Link __
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