ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。 世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。 鴨長明[かもの・ちょうめい]
(平安末期〜鎌倉の歌人・随筆家、1155〜1216) 『方丈記』 【 鴨長明の名言 】
※うたかた=泡沫(ほうまつ、うたかた)。
水に浮かぶ泡のこと 河の流れは絶えないように見えますが、流れているのは同じ水ではなく、新しい水なのです。
一見すると変わらないよう見えるものも、実は中身はどんどん入れ替わっていくものです。
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