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[ 名言 ]
鋭きも鈍きもともに捨て難し
錐(きり)と鎚(つち)とに使いわけなば

[ 出典 ]
広瀬淡窓[ひろせ・たんそう]
(江戸時代の儒学者、1782〜1856)

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[ 意味 ]
錐と鎚は、それぞれ使い道が異なり、どちらがより優れているというわけではない。
人間も同様で、頭の鋭い者も鈍い者も、どちらも必要な人材であり、力を発揮できる分野が異なるだけである。
錐と鎚のように、用途で(適材適所で)使い分ければいいのだ。
人間を「鈍い」からといって粗末に扱うのはもっての他である。

[ 関連キーワード ]
鋭い
鋭い人
鈍い
鈍い人
捨てない
人材
錐(きり)
槌(つち)
使い分ける
広瀬淡窓の名言

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