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[ 名言 ]
吾十有五にして学に志し、三十にして立つ。
四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)う。
七十にして、心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず。

[ 出典 ]
孔子
(紀元前6世紀中国の思想家、儒教の創始者、前551〜479)
『論語』

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[ 別表現/別訳 ]
(漢文表記)
吾十有五而志于学。
三十而立。
四十而不惑。
五十而知天命。
六十而耳順。
七十而従心所欲。
不踰矩。

[ 意味 ]
私は十五歳で学問によって身を立てることを志した。
三十歳で(精神的にも経済的にも)自立できた。
四十歳で人生の迷いがなくなった。
五十歳で天から与えられた使命を知った。
六十歳になると、誰の言うことにも耳を傾けられるようになった。
七十歳になって、心の欲するままに行動しても度を越すことがなくなった。

※補訳:十分に歳を重ねたら、遠慮せず好きなことをすればいい。
何をしても道徳の範囲は超えないはずである。
(流音弥訳)

[ 補足 ]
※六十にして耳順う理由として、いろいろな解釈がある。
1.経験を積んで視野が広がったから。
2.自分にやましいところが無いから。
3.もはや何を聞いても、己の信じることは動かないから。

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[ 解説 ]
国連の潘事務総長(62)は、論語の一節である「六十にして耳順(したが)う」を漢字で書いたメモを持ち歩いているそうです。
関係各国の主張に耳を傾けながら、問題解決を目指そうという姿勢ですね。
(ながれおとや)


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