(雲雀(ひばり)は)のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、又鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。 雲雀は屹度(きっと)雲の中で死ぬに相違ない。 登り詰めた揚句(あげく)は、流れて雲に入(い)って、漂うているうちに形は消えてなくなって、只(ただ)声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない。 夏目漱石[なつめ・そうせき]
(明治の小説家、評論家、英文学者、1867〜1916) 『草枕』 孤高のピアニスト、グレン・グールドが愛読した一節 【 夏目漱石の名言 】
1.
( 鈴木敏幸 )
2.
( 長田弘 )
3.
( 岡本太郎 )
4.
( サルスティウス )
5.
( アラブの格言 )
6.
( プルタルコス[プルターク] )
7.
( フロリアン )
8.
( デビット・バーンズ )
9.
( 村上春樹 )
10.
( 稲盛和夫 )
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