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今日の
夜に関する名言
☆
３月１４日
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1.
もの芽出(い)づ一夜の雨のはからひに
（
上村占魚
）
2.
天蓋(てんがい)のきらめき虫音(むしね)四方(よも)に満つ
（
大野林火
）
3.
山の灯の星にまぎるる宵の秋
（
角川源義
）
4.
夜に寝室に引きこもったら、
留守電に切り替えましょう。
ファックスが家にあっても、
寝室には置かないように。
忙しい世間から離れられる、
自分だけの場所がひとつあなたには要ります。
（
サラ・バン・ブラナック
）
5.
この世を去る日まで空を仰ぎ見て
一点の恥なきことを
木の葉を揺らす風にも
わたしの心は痛んだ
星をうたう心で
すべての逝(ゆ)くものたちを愛さなくては
そしてわたしに与えられた道を
歩まなければ
今宵(こよい)も星が風に吹かれた
［松原孝俊訳］
（
尹東柱
）
6.
怪談の怖さというのは、
真夜中誰もいない森の中に
一人きりで立っていて、
十分、十五分と時間が経過するうちに、
周囲の暗闇がだんだんと怖くなってくる、
そういう種類のものです。
（
稲川淳二
）
7.
ひと来ねばカツトグラスの夜がいびつ
（
三橋鷹女
）
8.
光の存在がものを見えるようにし、
また見えなくもしている。
けれどたとえこの上なく気高い創造物でさえ、
暗黒と地上の影がなければ、
いつまでも人の目に止まらない。
そして天空の星も見えなくなる。
（
トーマス・ブラウン
）
9.
汝を泣かせて心とけたる秋夜か
（
杉田久女
）
10.
老らくの恋てふ夜長さびしかり
（
大平保子
）
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