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今日の
寺山修司の名言
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8月23日
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1.
地上は限りない戦いのために見えない血であふれています。
(
寺山修司
)
2.
現在形のまま進行しているものにだけ、生の燃焼と同じはげしさで、死もまた燃焼しているのだと言うことが出来る。
(
寺山修司
)
3.
他者の死は、かならず思い出に変わる。
思い出に変わらないのは、自分の死だけである。
(
寺山修司
)
4.
引き算がさみしいのは、だんだん数が減ってゆくことだよ。
(
寺山修司
)
5.
私は、夜死んでゆく勝負師というのは、きらいである。
王者が死ぬのには朝がいちばんふさわしい。
(
寺山修司
)
6.
劇場があって劇が演じられるのではない。
劇が演じられると、劇場になるのである。
(
寺山修司
)
7.
女は生きてきた月日を思い出すとき、
それが夫であったり、家であったり、
山鳩(やまばと)の啼(な)いている森であったり、
お祭りであったりする。
だがそれは故郷とは別のものだということを男は知っている。
(
寺山修司
)
8.
殺しも芸のうちだからな。
近頃の戦争のように、死人を量産すると、どうしても一つ一つの死が粗雑になっていけない。
世の中がいくら合理化しても、せめてひと殺し位(くらい)は昔ながらの、手仕事のよさを残しておきたいもんだと思うねえ。
(
寺山修司
)
9.
出会いに期待する心とは、いわば幸福をさがす心のことなのだ。
(
寺山修司
)
10.
短歌形式がつねに自省をともなった事実信仰を前提にしていたのは「そうであった自分」の呪縛からのがれられなかったからだと言ってもいいだろう。
(
寺山修司
)
11.
恨んでも恨んでも恨みたりないのだよ、祖国ということばよ!
(
寺山修司
)
12.
誰かに何かが足りない、というのでは悲劇は描けないのであって、
真に劇的なる葛藤は、
すべての充足したときにも起こり得る不条理な現実の上に成り立っているのである。
(
寺山修司
)
13.
あなたを怒らせて
あなたの中の「他人」をひきずり出してやらなきゃね。
(
寺山修司
)
14.
死者は、たとえば背広のポケットに入る位(くらい)の大きさで充分だ。
なぜなら、死者は最早(もはや)、ただの〈ことば〉に過ぎないのだから。
(
寺山修司
)
15.
自己の死は数えることができない。
それを見ることも、手でふれることもできない。
だが他者の死は読める。
数えられる。
手でさわることもできる。
それは再現さえ可能の世界なのだ。
(
寺山修司
)
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