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今日の
寺山修司の名言
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9月3日
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1.
ユートピアを歴史の外に仮想し、いつも「この世のほかの土地」へ想いを馳(は)せつづけているものにとって、時と距離とは「おのれ自身との結合」をあきらめ、おのれ自身とわかれてゆかねばならないことを予告する。
(
寺山修司
)
2.
闇はつねにアナーキーである。
闇は一切の綱領(こうりょう)を認めないし、
一切の様式を超脱する。
闇は、等身大の世界とあからさまに対立しようとするもの、だ。
(
寺山修司
)
3.
(ボクシングという)あの、殴りながら相手を理解してゆくという悲しい暴力行為は、何者も介在できない二人だけの社会がある。
あれは正しく、政治ではゆきとどかぬ部分(人生のもっとも片隅のすきま風だらけの部分)を埋めるにたる充足感だ。
(
寺山修司
)
4.
成ろう成ろうとしながら、まだ言語になっていないものだけが、ぼくを変える。
言うことは経験だが、言葉はただの軌跡!
(
寺山修司
)
5.
私たちに必要なのは規律ではなく、自律なのである。
(
寺山修司
)
6.
「われわれは夢の中ではあらゆることが許されている」のだ。
虚構は治外法権であり、孤立した個人の内部を架橋(かきょう)して、想像力による連帯を可能にする。
(
寺山修司
)
7.
便りがない方が、
身近に感じられていいの。
手紙は距離を感じさせるだけだわ。
(
寺山修司
)
8.
空想の生活のなかにたたみこんで居直るのが、実人生における「演技」というものである。
(
寺山修司
)
9.
心もまた、肉の一部である。
(
寺山修司
)
10.
死者は、たとえば背広のポケットに入る位(くらい)の大きさで充分だ。
なぜなら、死者は最早(もはや)、ただの〈ことば〉に過ぎないのだから。
(
寺山修司
)
11.
実際に起こらなかったことも歴史のうちであり、〈過去〉だけでは真実を解きあかすことができない。
(
寺山修司
)
12.
苦痛から逃れようとするから駄目なんだ。
苦痛に救いを見出すこと……それだ。
(
寺山修司
)
13.
資本主義社会は、いわば一つの壮大なサーカスだった。
(
寺山修司
)
14.
どんな古道具屋でも「幸福」だけは扱っていない。
その目方、長さ、値段の相場もあいまいだし、それを論証することなど不可能に近い代物(しろもの)だからである。
(
寺山修司
)
15.
誰でも、偶然なしでは生きている愉(たの)しみがない。
そんなとき、無印の非力な馬の馬券を一枚買ってみる。
その馬の「万に一つの逆転の可能性」は、そのまま自分の人生の「万に一つの逆転の可能性」に通底しているからである。
(
寺山修司
)
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