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今日の
寺山修司の名言
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7月22日
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1.
人間の「苦痛」という奴だけは、量るわけには参りません。
「苦痛」こそはまさに、絶対。
「苦痛」こそは、ありとあらゆる木に咲く花咲爺(はなさかじじい)の花の灰、ぼくのまぼろしに一掴(つか)み叩きつけてやる目つぶしの一撃でございます。
(
寺山修司
)
2.
たまには怒ったら、どうですか?
怒ると、人間らしくなる。
少なくとも怒れるってことは植物じゃできないことだからね。
(
寺山修司
)
3.
貧しい想像力の持ち主は貧しい世界の終わりを持ち、豊かな想像力の持ち主は豊かな世界の終わりを持つだろう。
(
寺山修司
)
4.
しかし、教育というのは半(なか)ばお節介の仕事ではありませんか?
自分の子さえいい環境に引越しさせれば、他の子は構わないというのでは、教育の本質から外れていると言わざるをえません。
(
寺山修司
)
5.
「詩」もことばだと思ってはいるが、やっぱりことばではないのではないか、と思うことがある。
詩はことばに毒されてはいるけれども、素朴に言えば、イマジネーションの世界なのである。
(
寺山修司
)
6.
「名言」は、言葉の年齢とは関係ない。
それは決して、年老いた言葉を大切にせよということではなく、むしろその逆である。
老いた言葉は、言葉の祝祭から遠ざかってゆくが、不逞(ふてい)の新しい言葉には、英雄さながらのような、現実を変革する可能性がはらまれている。
(
寺山修司
)
7.
この世界では、
まっすぐの道はすべて迷路なんだ。
なぜなら、まっすぐの道は、
どこまでも歩いてゆけば、
必ずもとの場所に戻ってくる。
何しろ、地球は球体をしているからね。
(
寺山修司
)
8.
ことばだって所詮は一つのかくれ家ではないのかね?
(
寺山修司
)
9.
おまえのかなしみは
一日も早く
よごしてしまったほうがいい
そして
洗濯機で洗ってしまうのさ
ぼくはよく見かける
洗濯物といっしょに
風にはためいている
おまえの
白いかなしみを
(
寺山修司
)
10.
幻想を嘲(わら)うものは、幻想によって復讐(ふくしゅう)される。
(
寺山修司
)
11.
賭けるたびに儲かってしまうギャンブルなど
何とむなしいことだろう。
負けるかもしれないからこそ、
ぼくは賭けるたびに緊張し、
そして生きている自分を
感じることができるのだから。
(
寺山修司
)
12.
今日の大学は、近代劇のための劇場に換喩(かんゆ)されるならば、さしずめ「教授」は「俳優」である。
(
寺山修司
)
13.
私は私自身の記録である。
(
寺山修司
)
14.
反時代的なものは、どこか喜劇的だ。
そして、喜劇的なものほど、悲しくなってくる。
(
寺山修司
)
15.
人が死ぬときには、それぞれにふさわしい死の曲というのがある。
自分に似合った曲をききながら息を引きとることができれば、この上ない幸福だと思うべきだろう。
(
寺山修司
)
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