名言ナビ
→ トップページ
今日の
寺山修司の名言
☆
5月19日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
いかなる時と雖(いえど)も、ぼくは「不運」と地獄とを峻別(しゅんべつ)して考えていたが、これは不運は在(あ)るものだが地獄は成(な)るものだからである。
(
寺山修司
)
2.
「名言」は、言葉の年齢とは関係ない。
それは決して、年老いた言葉を大切にせよということではなく、むしろその逆である。
老いた言葉は、言葉の祝祭から遠ざかってゆくが、不逞(ふてい)の新しい言葉には、英雄さながらのような、現実を変革する可能性がはらまれている。
(
寺山修司
)
3.
どんな古道具屋でも「幸福」だけは扱っていない。
その目方、長さ、値段の相場もあいまいだし、それを論証することなど不可能に近い代物(しろもの)だからである。
(
寺山修司
)
4.
大体、モラル(道徳)というのは未開社会で、ある上層階級が経済の上で優位に立って、権力を持ちはじめたときに、規律として「おしつけた」のがはじまりだったが、私たちに必要なのは規律ではなく、自律なのである。
(
寺山修司
)
5.
フェリーニだって、ポランスキーだって、
電灯がつけば消えてしまう世界じゃないか!
映画は暗闇の中でしか生きられないのだ。
(
寺山修司
)
6.
短歌形式がつねに自省をともなった事実信仰を前提にしていたのは「そうであった自分」の呪縛からのがれられなかったからだと言ってもいいだろう。
(
寺山修司
)
7.
自分の未来が自分の肉体の中にしかない。
(
寺山修司
)
8.
映画はでき上がったときから回想されるという形式であり、歴史と同じように、二度目に現れてくるときは、受けとり手の想像力の中でしか生きられないものである。
(
寺山修司
)
9.
私は、夜死んでゆく勝負師というのは、きらいである。
王者が死ぬのには朝がいちばんふさわしい。
(
寺山修司
)
10.
人間は死ぬべきときに死なず、ただその時が来たら死ぬもんだ。
(
寺山修司
)
11.
親の愛情、とりわけ母親の愛情というものはいつもかなしい。
いつもかなしいというのは、それがつねに「片恋(かたおもい)」だからです。
(
寺山修司
)
12.
競馬の快楽とは、運命に逆らうことだ。
(
寺山修司
)
13.
地上は限りない戦いのために見えない血であふれています。
(
寺山修司
)
14.
賭博する男たちはみなそれぞれに
人生その日その日を生きている。
とりわけ、競馬のような「時の賭博」にあっては
いまの一瞬を、過去の深い淵(ふち)に落っことしてしまうか
あすの方へ積みあげてゆくかが
人生のわかれ目になるという訳だ。
(
寺山修司
)
15.
故郷というのは、二度と帰ることの出来ないものであり、いつもさびしいものなのである。
(
寺山修司
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ