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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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10月3日
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1.
生きるという技術の中には、いかに美しく忘れるかということも大切な要素としてふくまれているのではないだろうか。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
深情けの女にかぎって嫉妬深いのも(中略)つまり、相手そのものが惜しいのではなく、相手にそそぎこんだ自分の愛情、自分の親切、自分の努力が惜しいのである。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
切に生きれば、ものごとをごまかせない。
ごまかしなしには家庭生活は成り立たない。
ごまかせない人間は家庭を持つな。
それが私の今得た家庭観の三段論法である。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
妻が恋するときは、妻が自覚しているといないとにかかわらず、自分の生活の単調さにあきあきしているときだ。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
私が新宗教を否定するのは、結局、教団の金もうけになっているからなのね。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
信じるという能力は
文明の進化につれ失われる。
つまり、教育が高まるにつれ失われる。
信じる能力は
文明とは逆行するのである。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
長生きすることで一番嫌なことは、好きな人に、愛する人に、どんどん死に別れていくことです。
残されること、それが本当に嫌なことです。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
所詮(しょせん)、恋は愛のかわりにはならない。
人は永遠の愛を需(もと)めて性こりもなく恋に憧れる。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
女というものは、世界中の男から恋をささやかれる可能性を心の奥深くで期待しているから、夫以外の男から言いよられることは決して不快ではないのだ。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
不思議なもので、恋愛のはじめというものは、互いがどんなにつまらない相手でも、一種の生命力の昂揚(こうよう)がおこり、その人間として最上のコンディションが肉体にも精神にもひきだされるもののようである。
(
瀬戸内寂聴
)
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