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今日の
井上ひさしの名言
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11月14日
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1.
おまえさん、さっき死にたいと言っていたね。
バカなことを言うもんじゃないよ。
世の中はじまって以来、死ぬと言って死んだ人はいないんだから。
(
井上ひさし
)
2.
お客様の信頼を裏切るような作品を仕出かしてしまったらどうしよう。
そう思うと気分は暗く重くなり、毎夜、いやな夢ばかり見て「ああ、自分はなんだってまた芝居などというオソロシイものをはじめてしまったのだろう」と、千悔(せんかい)も万悔(ばんかい)も臍(ほぞ)を噬(か)むのです。
そしてあのおそろしい神経性下痢がはじまります。
(
井上ひさし
)
3.
偉くなろうとするのは愚かな努力であり、美しくありたいと志すのは莫迦(ばか)なあがきである、とひねくれる、この考え方ですべてを処理して行く精神をパロディ風というのだろうと思われる。
(
井上ひさし
)
4.
観客の好みに適(かな)わせるとはいったいどういうことなのか。
それはおそらく「趣向を凝らす」ことだろう、とわたしには思われる。
(
井上ひさし
)
5.
ぼくは、普通の生活人が血を吐くような思いで稼いだ銭をこそ、
巧智をめぐらしてかき集めたい。
(
井上ひさし
)
6.
自分が書きつける言葉に、いちいち責任を持って、時間がかかりますけど、きちんと字引で調べる。
意識をなるべく研ぎ澄まして。
観念的に、じゃなくて具体的に。
理屈ではなくて具体的に。
(
井上ひさし
)
7.
我々(=作家)の仕事は、(人々の)平凡な一日を特別な一日にしていくことなんです。
この詩で、この戯曲で、この一冊の本を手に取ったことで、今日は特別な日になったということを実現していくために我々はいるわけです。
(
井上ひさし
)
8.
お客様と作り手たちとは、自分たちではハッキリそうと意識しておりませんが、現在の、この時代の要請をうけて、文化の中継走者の役を果しているのではないでしょうか。
(
井上ひさし
)
9.
物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。
「なんだあいつは。
ひょっとしたら馬鹿か」などといわれたくありません。
せっかくこれまで、それだけは、と隠し通してきた苦心がすっかり水の泡になってしまうではありませんか。
(
井上ひさし
)
10.
自分の人生にとって演劇は大事な一部分である、とそう日本人が考えざるを得ないような舞台をつくりつづけること、そうすれば(日本の演劇界の)事情も変わるはずだ。
(
井上ひさし
)
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