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今日の
井上ひさしの名言
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3月27日
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1.
本が父親となれば、たとえばシェイクスピアはホラ吹き親父、モリエールはおもしろ親父、ドストエフスキイはおしゃべり親父、そしてトルストイは説教親父である。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
太宰の文章だったら、
どれでもよろしい。
彼が格好よくきめたら、
そのあとに「なあんちゃって」を付けてみてください、
奇妙によく付きます。
そしてうんとおかしくなる。
たぶん彼も、
そうやって読む者を歓迎するはずです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
ぼくは、普通の生活人が血を吐くような思いで稼いだ銭をこそ、
巧智をめぐらしてかき集めたい。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
情報の過剰は人間を変える。
自分の身の回りにはうといのに、サンフランシスコなら猫の通り道まで知っているというのは、どう考えても異常である。
異常が言い過ぎなら、自然ではない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
何故(なぜ)書くかと言われると、自分の読みたい小説を自分のために書くとしか言えません。
夜なんか書いていて思わず一人でケッケッと笑い出してしまうような作品は成功します。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
書物好きは
書棚によって自分を表現する、
といってよい。
原稿用紙やキャンバスや楽器や舞台だけが
自己表現の場ではない、
書棚でだって
人は己れを現わすのだ、
と小生は考える。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
芝居はやまとことばで書かないと失敗します。
固有名詞は仕方ありませんが、お客さんがいちいち考えさせられるようなことばを使っていくと、お客さんは芝居を見に来たのか、頭の中の字引を引きに来たのかわからなくなって、だんだんと舞台から離れていく。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
自分には、
死の恐怖を戦うときに
格好な武器となるものがあるか、
なにか「命がけで愛するもの」があるのか。
それは小説か、演劇か、
家族か、友人たちか、
それとも日本語を使って生きている人たちか。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
真実を、真情を、伝えようとして力瘤を入れればそれだけ、表現はウソへとより近くなる。
言葉にはそういうところがあるようだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
偉大な人物もやがては死んで土に還る、傾国の美女も排泄をするし死ねばただの白骨になる。
だからことさら偉くなろうとせずともよい、美しくなろうとすることもない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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