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今日の
井上ひさしの名言
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3月24日
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1.
読者は作者の提出した物語に導かれて、
自分の周囲に立ちこめている情報の粒子を整理するのである。
その結果、身の回りが、足もとが、よく見えてくる。
なにが大事で、なにが大事でないかが、
たとえ一瞬であっても判然としてくる。
神経病みが治るのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
優れた文章書きは、なるべく小さく千切ったものを、相手に次々に提供していく。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
ユートピアとは別の場所のことではなく自分がいまいる場所のこと、
そこをできるだけいいところにするしかよりよく生きる方法はない
ということを信じるしかない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
「趣向」は世界を決して掘り下げ深めて行くことはしない。
妙な言い方になるが、世界を膨らますだけである。
「趣向倒れ」になることを用心しながら、わたしはやはり「趣向」を一生追う。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
わたしたちはこれまでの生命の連続のすべてをぐっと引き受け、できればその連続になにかましなことを一つ二つ付け加えて、あとはすべてを後世に託する。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
技法こそ作家の思想の結晶なのです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
偉大だと思い込んでいた人物も、飯は食う、屁もひる、雪隠(せっちん)へも行く、つまらぬ隠し事もひとつやふたつ持っていて、つまずいたり転んだりもする、ということを明らかにするのだ。
その突然の対比に人々は笑うのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
わたしたちは、生命の永遠の連続の、とある中継点で生きているのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
わたしの考えでは、文学を鳥にたとえますと、胴体はきっと詩だと思います。
片方の翼が小説で、もう片方の翼が戯曲だと思います。
エッセイは尻尾でしょうか。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
いい喜劇役者は、
自分の体の中に矛盾したものを二つ以上併(あわ)せ持っていないといけないんですね。
何か欠けていると同時に、
何か過剰なものを持っていること。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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