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今日の
井上ひさしの名言
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2月5日
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1.
お道化者はその得意の絶頂においてかならず再起不能のひどい失敗に見舞われるのが宿命である。
それまで彼を押し上げてくれていたものたちが最後の瞬間に手のひらを返し、彼を奈落へ突き落とす。
(
井上ひさし
)
2.
人びとは頂上と奈落の差が大きければ大きいほど、その分だけ胸をすっとさせ、魂が浄化されたようなすがすがしい気分になり、退屈な日常へふたたび戻って行く勇気を得るだろう。
いわば人々にとってお道化殺しはきわめつきの祝祭なのだ。
(
井上ひさし
)
3.
良い芝居をやった時のぼくらの幸せというのはちょっと類がない。
お客様たちがゆっくりゆっくり、名残惜しそうに、おたがい無言で別れを交わしながら、「もう二度と会えないかもしれないけど元気でね、今日はよい晩でしたね、奇跡的な晩ですね」と帰って行く。
(
井上ひさし
)
4.
わたしはニセモノの人生=舞台のほうが現実の人生よりも、もっとほんものらしく思えたのである。
(
井上ひさし
)
5.
(文章を上達させるには)とにかく血へどを吐くぐらいたくさん読む。
そのうちにきっと好きな文章に巡り合うだろう。
そのときは遠慮なく「しめた!」と大声で叫んでいただきたい。
喜んでいいのだ。
そのときあなたは「立派な文章家」になる資格を得たのだから。
(
井上ひさし
)
6.
演出家と演出部スタッフとは、演技者が生きてそこにいる者に変身することを、わがことのようによろこぶ無私の人たちであり、無私であるからこそ、これほど辛い仕事も続けてゆくことができるのです。
(
井上ひさし
)
7.
ある選択をするということは、
その選択によって生まれるはずのマイナスを
すべて背負うぞ、
ということでやんしょ。
(
井上ひさし
)
8.
世間の動きにチクリと滑稽の針を突き立てて撓(たわ)みがあればそれを正す、歪みがあればそれを笑いのうちに直す、これが黄表紙(きびょうし)というものの生命ではないか。
おれは書く。
(
井上ひさし
)
9.
「何とかなので、こうだ」という「理屈を連れてくる」接続助詞というのは、下手に使うと苦労するだけです。
敬遠したほうがいい。
あんまり理屈をこねると、にっちもさっちもいかなくなりますので、使ってもいいのですが、使うときは要注意です。
(
井上ひさし
)
10.
他人様に笑っていただけるなら命も惜しくないと思っている幇間(ほうかん)根性にわたしには、これ(=趣向)以上すばらしい妥協なぞないのである。
(
井上ひさし
)
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