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301.
人は人、自分は自分だ。
自分が本当にやりたいこと、ほしいものを目ざして進んでいく。
それが人生の成功というものだ。
そう気づけば、他人の動向など、あまり気にならなくなる。
（ 斎藤茂太 ）
302.
友だちのように話そう。
友だちになれる。
（ 斎藤茂太 ）
303.
夢を見ることができるようになって、より生きる力が湧いてくる。
つまり、夢を見る力は、生命力そのものである。
（ 斎藤茂太 ）
304.
「好き」という感情は好循環を生む。
反対に「嫌い、イヤだ、だめだ」という感情は悪循環をつくり出す。
（ 斎藤茂太 ）
305.
人生から返ってくる球は、
いつかあなたが投げた球。
（ 斎藤茂太 ）
306.
いちばんダメなのは、不作為。
不作為とはなんに対しても積極的な行為をしないことです。
つまり、わかっているのにやらないこと。
ここからはなにも生まれません。
（ 斎藤茂太 ）
307.
どんな時も、人生には意味がある。
どんな人のどんな人生であれ、意味がなくなることは決してない。
だから私たちは、人生の闘いだけは決して放棄してはいけない。
（ ヴィクトール・フランクル ）
308.
現実を愉しめるのが人生の達人。
（ ウェイン・ダイアー ）
309.
各人はめいめい自分で幸福になる方法を実験してみなければいけない。
（ フロイト ）
310.
人間は明らかな能力格差を目の前にすると素直にそれを認めるものですが、相手が自分と大差ないのに格差がつくと、とたんに怨嗟(えんさ)の感情を抱き、阿修羅と化すものです。
（ 斎藤茂太 ）
311.
「ありがとう」の言葉ほど、
人の心を和ませ、
温もりを与える力を秘めたものは、
他には見あたりません。
（ 斎藤茂太 ）
312.
悪（evil）の綴りは、生きる（live）と逆になっている。
（ M・スコット・ペック ）
313.
もし、あなたがいま、心ならずも苦難に直面しているとしたら、その苦難を乗り越えたとき、自分の魅力は一段と増しているのだと大いに希望をもってほしい。
（ 斎藤茂太 ）
314.
（能力の）不足を自覚すれば、人さまに迷惑をかけまいと知恵が働くようにもなる。
人によっては、不足を克服しようとするエネルギーが人生を推進することもあるだろう。
（ 斎藤茂太 ）
315.
豚もおだてりゃ木に登るし、一度、登ってしまえば、二度目からはおだてられなくても登れるようになり、気がつけば、新しい世界が開けていたりする。
未知の世界の扉も、一度開けてしまえば、もう未知ではなくなるのだ。
（ 斎藤茂太 ）
316.
苦しみを乗り越えるためには、どうすればここから抜け出せるかを熟慮するしかない。
そのためには、なぜいま自分がこんな苦しい状況に陥っているかを理解することです。
（ 斎藤茂太 ）
317.
人は、強い刺激を求めているうちに、
危険に対する警戒心も麻痺してしまうことがある。
（ 渋谷昌三 ）
318.
馬鹿の源泉はわいてやまない──それは生命の泉とともに永遠に尽きない。
（ ホルスト・ガイヤー ）
319.
「自分のない人」ほど、自分を主張する。
（ 斎藤茂太 ）
320.
失敗の量と創造性の質とは比例するといっても過言ではない。
（ 海保博之 ）
321.
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
322.
幸福な人生を阻む大敵は
外にあるのではなく、内にある。
すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
323.
ゆっくり話を聞いてくれる人が目の前にいると「本人が自分で答えを見つける」ということが起こります。
（ 河合隼雄 ）
324.
心理的に成長することで悩みは解決する。
（ デヴィッド・シーベリー ）
325.
人づきあいとは
相手があってはじめて成り立つものです。
「自分が、自分が」とアピールするよりは、
まずは相手を敬う気持ちを持つこと。
ですから人づきあいにおける最も大切な究極の言葉は
「ありがとう」であると私は思います。
（ 斎藤茂太 ）
326.
十分に悲しめる者こそが、十分に喜ぶことができる。
（ 野田正彰 ）
327.
人生を変えたかったら、今すぐ始めなさい。
派手派手しく大げさにやりなさい。
例外は無しです。
そして、言い訳はしないこと。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
328.
強さとは、
チョコレート・バーを両手で四つに割ることができ、
そしてそのうちの一つだけを食べるという能力。
（ ジュディス・ヴィオースト ）
329.
人は他人から、どう言われた時が一番嬉しいか？
それは「あなたのことを信用している」と言われた時である。
この言葉の前には、どんなほめ言葉も通用しない。
（ 植西聰 ）
330.
人生最大の危険は、
用心しすぎることである。
（ アルフレッド・アドラー ）

331.
徳は得に通ずる。
（ 多湖輝 ）
332.
たとえ他人がどう考え、どう行動しようとも、自分の「自己実現」の本道をしっかり選択し得る能力、これが本当の偉大さの本質である。
（ ウェイン・ダイアー ）
333.
精神の健康とは、人々が最も能率よく、最も幸福に、世の中や人間関係に適応すること。
（ カール・メニンガー ）
334.
本当の「自立」とは、自分をきちんとコントロールする「自律」でもある。
（ 斎藤茂太 ）
335.
試練は学びのチャンスにすぎません。
あなたが学び損なったことを学び直すためのものです。
だから、以前は間違った選択をしたけれど、
今度はもっと良い選択ができます。
そうすれば、前の選択がもたらした苦しみのすべてが消えるでしょう。
（ 『ア・コース・イン・ミラクルズ』 ）
336.
たとえそれが私たちの
普段の考え方に反していて、
私たちを怖がらせるとしても、
自分の内なる導きに従う時には、
どんなことでも可能になる。
（ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ）
337.
新しいことに挑戦するときに、もっとも大切なことは、現在の自分の能力を考慮してできるかできないかを予測することではなく、「やる気」があるかないかである。
これを忘れてはならない。
（ 斎藤茂太 ）
338.
智恵とは大目に見るべき事を知ること。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
339.
人は常に本来のレベルより低いところに定着している。
しかし、人はみな自分の可能性を十分に現実化し、なれるものすべてになろうとする自己実現に向かう傾向を持っているものだ。
（ アブラハム・マズロー ）
340.
人を裁くのをやめ、許すことができれば、心は安らぐ。
（ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ）

341.
避雷針が稲妻を引き寄せるように、偉大なる改革者、独創的な考えの持ち主、芸術家は凡人の怒りを買いやすい。
（ セオドー・ライク ）
342.
ボランティアの人たちは、よほど謙虚な気持ちをもっていないと、思いがけない害を他人に与えることになると自戒していただきたい。
（ 河合隼雄 ）
343.
未熟な愛は言う、｢愛してるよ、君が必要だから｣と。
成熟した愛は言う、｢君が必要だよ、愛してるから｣と。
（ エーリヒ・フロム ）
344.
憂鬱？
この処方の通りにしたら、きっと二週間で全快しますよ。
それは、どうしたら他人を喜ばすことができるか、ということを毎日考えてみることです。
不幸に陥る人は、自分のことだけを考えている人です。
（ アルフレッド・アドラー ）
345.
頭のいい人、悪い人という区別がよくされるが、本当の天才を除いたら、あとはそう大差ないのが人間である。
それでいながら、両者をへだててしまうのは、ほとんどの場合、頭の善し悪しではなく集中力の有無である。
（ 多湖輝 ）
346.
行動するキッカケを逃すな。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
347.
「否定と出会う」ことが出発点である。
（ フロイト ）
348.
錯誤行為──言い違い、聞き違い、読み違い、書き違いは受ける側の願望を表わしてる。
（ フロイト ）
349.
私はいつも、自分の外に強さと自信を求めていた。
しかし、それは内側から来るのだ。
それはいつも内にある。
（ アンナ・フロイト ）
350.
人生で出会う出来事はすべて、
何かを教えてくれる。
生きている限り、
学ぶべきことがある。
（ エリザベス・キューブラー・ロス ）

351.
問題は、
死ぬかどうかではなく、
いかに生きるかだ。
（ ジョーン・ボリセンコ ）
352.
商談などは、
自分や相手の感情がよい時のほうが、
うまくいく可能性が高い。
人は気分のいい時は、
多くのことにイエスと答える傾向があるからだ。
（ 樺旦純 ）
353.
忠言の友があるなら、「甘言の友」があってもいいじゃないか。
なにに対しても、「すばらしい」「いいよ、いいよ」といってくれる友です。
（ 斎藤茂太 ）
354.
成功とは心の状態である。
成功したいなら、
自分を成功者だと思うことから始めよう。
（ ジョイス・ブラザーズ ）
355.
私たちは愛する相手から
愛情を得よう、
幸福を求めようとするが、
結局それは
自分の内面から生まれ出るものなのだ。
（ ジョン・グレイ ）
356.
野心や、見栄を持った人は、避けたいと思っている普通の社会生活の責任よりも、ずっと重い義務や責任を背負ってしまうことになる。
（ W・B・ウルフ ）
357.
人は、パンのみにて生きるにあらず。
しかし、パンなしでは、愛の実践も夢の実現も不可能なのもまた事実だ。
（ 香山リカ ）
358.
相手が気を許してくれれば、そこからどんなビジネスチャンスが広がっていくかわからないのだ。
（ 多湖輝 ）
359.
平凡は非凡にまさるという言葉もある。
平凡は地味ではあるが、底に奥深い滋味が潜んでいる。
そこに気づけば、「どこといってとりえのない自分」にふさわしい生き方が見えてくるはずだ。
（ 斎藤茂太 ）
360.
苦しみや悲しみこそ人生の醍醐味なのだ、とその訪れを半ば歓迎することもあっていいはずなのだ。
（ 香山リカ ）

361.
人間関係（を良くするには）は、
あなたが「面白い人間」になろうと必死に頑張るより、
目の前の相手に心から関心を抱いていますよ、と伝える方が、
ずっとずっと効果的です。
（人間に対する）好奇心は
「プラスの感情」を生み、
その感情は人から人へと伝染します。
（ トッド・カシュダン ）
362.
他人の愛情を失うことを恐れてはいけません。
もし失ってしまったら、それはもともと持っている価値のないものなのです。
（ デヴィッド・シーベリー ）
363.
目覚めていない心は、
物事のありようを攻撃しがちだ。
（ ジャック・コーンフィールド ）
364.
人は、自分と同じ考えや意見を持っている人を求める。
誰かが自分の意見を肯定してくれれば、自分が認められた気持ちになり、自尊心が満たされるからだ。
そして、自分を認めてくれた相手に好意を持つ。
裏を返せば、相手の意見に合わせることで、相手からの好意を得られやすいというわけだ。
（ 樺旦純 ）
365.
ミスは、
原因や内容より、
ミスした人がどういう態度を示すかで評価される。
（ 樺旦純 ）
366.
せんさく好きの人は、
他人と自分とを比較する傾向が強く、
自分より相手が上か下かで接し方を決める。
（ 樺旦純 ）
367.
（日本人は）モノを買うお金を稼ぎ出すためにどれだけの時間を使い、どれだけのストレスを抱え込んだか……。
（ 斎藤茂太 ）
368.
友はだまっていてできるものじゃない。
積極的に自分から声をかけないと新しい友だちは生まれない。
つまり、友が多い人と少ない人の差は、すすんで心の扉を開くかどうかにかかっている。
（ 斎藤茂太 ）
369.
ゆるすにはどれだけの時間が必要だろうか？
それはあなたの価値観しだい。
絶対にムリだと信じるなら、絶対に起こらない。
半年かかると信じるなら、半年かかる。
一秒ですむと信じるなら、一秒ですむ。
（ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ）
370.
「ありがとう」を多く言うとストレスが少なくなる。
（ 斎藤茂太 ）

371.
世界の国々を見ても、
貧しい国は活気があって当たり前です。
食べものを確保するのに必死ですから、
自ずと活気が生まれてくる。
（ 河合隼雄 ）
372.
雑談とはたき火のようなものである。
（ 多湖輝 ）
373.
人生におけるミッション（使命）というものは、
つくるものではなく発見するものである。
（ ヴィクトール・フランクル ）
374.
インスピレーションが湧かないときはこっちから迎えにいく。
（ フロイト ）
375.
最大の障害は自分自身の中にある。
自分が変わらなければ好転しない。
（ スペンサー・ジョンソン ）
376.
心配ならば、私たちは行動を起こすべきであって、憂鬱になるべきではない。
（ カレン・ホーニー ）
377.
人間はどんな小さなことから運が開け、
どんな短い出会いから新しい道が見つかるかわかりません。
そして、だれの一生にも、
さまざまな偶然や出会いが重なり合う「時」があるのだと思います。
（ 秋山さと子 ）
378.
相手がつねづね興味を持っていることこそ、相手がいちばん話したいことである。
（ 多湖輝 ）
379.
愛というものは、
相手の本質を直観しその可能性を予感し、
「汝（＝あなた自身）の本質になれ」
というメッセージを（相手に）与えるものだ。
（ 神谷美恵子 ）
380.
人生を振り返ったとき、かつては見事な勝利と思えたものが色あせて見えることがある。
逆に、その当時は何とも思っていなかったものが、とても重要な出来事に感じられることもある。
（ リチャード・ファーソン ）

381.
（相手に）いちばん話したいことを話してもらうのに複雑な工夫はいらない。
単刀直入にかつ熱意を持って聞けばいい。
（ 多湖輝 ）
382.
あなたはほかのだれとも違う。
もちろんそれでいい。
（ パット・パルマー ）
383.
どんな場合も、一言めは必ず明るい言葉をいうことだ。
最初に明るくいうと、それに続く言葉や周囲の雰囲気は、自然に前向きになってくる。
（ 斎藤茂太 ）
384.
つらいときこそ、あなたはいい「運」をためている。
（ 斎藤茂太 ）
385.
与えられた環境でいかにふるまうかという、
人間としての最後の自由だけは奪えない。
（ ヴィクトール・フランクル ）
386.
充分に生きるとは、過ぎゆく一瞬一瞬に執着せずに死に、新しい一瞬に再生すること。
（ ジャック・コーンフィールド ）
387.
「好きなことを仕事にしていない」「仕事で夢を追いかけていない」という人は、（そのことで）自己嫌悪に陥ったりその仕事をやめたりする必要はない。
「私は何のために働いているのか」と深く意味をつきつめないほうがよい。
どうしても意味がほしければ、「生きるため、パンのために働いている」というのでも、十分なのではないだろうか。
（ 香山リカ ）
388.
“わが身の不運”にとらわれて萎縮することさえなければ、たとえ名門の出でなくても、成果を上げた人に一目置くくらいの“平等さ”を、私たちの社会はかろうじて残しているはずだ。
（ 香山リカ ）
389.
人間は何ものかに所属するという経験を持たない限り、人間らしく存在することができない。
いいかえて、人間はかつて甘えるということを経験しなければ、自分を持つことができない、といってもよいであろう。
（ 土居健郎 ）
390.
匿名性は自らの存在を、
他者に対してのみならず、
自分自身に対しても隠蔽してしまう。
（ 斎藤環 ）

391.
ホンネをいえる相手がいない、と嘆く人々は、
たいていの場合、
自分に対して相手がホンネをいえるような雰囲気を作ることを忘れて、
ただ自分の欲求だけしか眼中にないものである。
（ 福島章 ）
392.
自分の結婚生活が“不幸”なものになった遠因には、自分の配偶者へのかかわり方も関係しているのではないか。
（ 香山リカ ）
393.
（孤独死の人に対して）「どんな気分だったんだろう。
　ひとりでさぞつらかっただろう」などと想像を膨らませては「本当に気の毒」と哀れみ続けるのは、同情というよりはもはや怖いもの見たさや下世話な好奇心に近いのではないか。
（ 香山リカ ）
394.
自分の心が否定的な考えでいっぱいなときに、どうして、愛に満ちた人間関係が持てるでしょうか。
（ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ）
395.
祈りとは、
無益に言葉を弄(ろう)することではなく、
何かもったいぶった呪文を繰り返すことでもない、
それは魂の働きそのものだ。
魂が
その存在を感じる神秘的な力と
親しく接触することだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
396.
「あいまいなまま様子を見る」という姿勢は、自分と違う考え方、生き方をしている人を排除せずに受け入れるゆとりにもつながる。
（ 香山リカ ）
397.
肩書きを外して、なお認められ好かれる人こそ、真に人間性が豊かなのではないか。
（ 斎藤茂太 ）
398.
人は運命的な偶然に出会うと、
心に深い感銘を受ける。
こうした出来事を経験すると、
人と人とが見えないものでつながっているように実感できる。
（ ジーン・シノダ・ボーレン ）
399.
すべての心理学の核心的問題はたった一つ。
「私」はどこにいるのか？
「私」はどこから始まるのか？
「私」はどこで終わるのか？
（ ジェームズ・ヒルマン ）
400.
どんなときでも１００パーセント、正しい適切な判断ができる人はいない。
「まあ、いまのところはそう思っているのだけれど、もうちょっと様子を見てみないと何とも言えないね」といったあいまいさを認めるゆとりが、社会にも人々にも必要なのではないだろうか。
（ 香山リカ ）

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