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《 批評 》
1.
人は、なぜお互い批評し合わなければ、生きて行けないのだろう。
砂浜の萩の花も、這い寄る小蟹も、入江に休む鴈(かり)も、何もこの私を批評しない。
人間も、須(すべから)くかくあるべきだ。
（ 太宰治 ）
2.
批評は易しく、芸術は難しい。
（ デトゥーシュ ）
3.
批評家が作家を侮辱する。
人々はそれを批評という。
作家が批評家を侮辱する。
人々はそれは侮辱だという。
（ アンリ・ド・モンテルラン ）
4.
真に相手の益となることを願わずして、
批評してはいけない。
（ サインズ・オブ・ザ・タイムズ編集部 ）
5.
人を批評していると、その人を愛する時間がなくなる。
（ マザー・テレサ ）
6.
批判に対しては、身を守ることも抵抗することもできない。
それをものともせずに行動しなければならない。
そうすれば批判もやむなくだんだんにそれを認めるようになる。
（ ゲーテ ）
7.
子供には批評よりも手本が必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
8.
本当に良い師匠とは、
誰も言ってくれない批判を、
辛辣に、厳しく指導してくれる人である。
そういう師匠に出会えるかどうかで、
人間の出世が決まる。
嫌われても、何が何でも付いてゆくべきである。
（ 水野南北 ）
9.
批評は主観の産物である。
しかし彼ら（＝批評家）は言いっ放し、
言われる方は反論の手段がない。
しかも、一昔前のものさしで判断していることが多い。
これは裁判官と良く似ている。
しかし、裁判官は、「疑わしきは罰せず」だが、
批評家は気に入らないもの（と言うよりは自分で理解できなかったもの）を、
ところかまわず有罪にしてしまう。
（ 落合信彦 ）
10.
どうも、陸上の生活は騒がしい。
お互い批評が多すぎるよ。
陸上生活の会話の全部が、人の悪口か、でなければ自分の広告だ。
うんざりするよ。
（ 太宰治 ）
11.
未来のために大事なことは何か？
それは分析でもなければ批評でもない。
未来を創造することです。
（ 作者不詳 ）
12.
なぜ自分の愛犬をしつける時に用いるのと同じ方法を、
人間に応用しないのだろう。
なぜ鞭(むち)の代わりに肉を、
批評の代わりに賞讃を用いないのだろう。
（ デール・カーネギー ）
13.
有能な部下は自分に対してきわめて厳しい。
彼らに批評は必要ない。
ただ、よくやった、とほめるだけでいい。
（ デイル・ドーテン ）
14.
ほめるコツ──
ほめた後に批判を付け加えない。
せっかくほめても、
最後にひとこと欠点を指摘して、
ぶちこわしにしてしまう上司が多い。
（ ボブ・ネルソン ）
15.
批評とは
生命の獲得ではないが発見である。
（ 小林秀雄 ）
16.
素晴らしい冗談は、批評不可能な、究極な、神聖なものである。
（ チェスタートン ）
17.
私の批評は創造によるのであり、あら捜しをすることによるのではない。
（ キケロ ）
18.
精神分析学とやらを批評に応用したがる。
さぞいい切れ味だろう。
心理学というものは頭に来る酒みたいなものだ。
安かったと思ってもあとで屹度(きっと)後悔する。
（ 小林秀雄 ）
19.
批評とは竟(つい)に
己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか！
（ 小林秀雄 ）
20.
名付けるということは批評とまではいかなくても、少なくとも限定すること、未知なものを既知の慣れたものの中へ組み入れることを意味する。
（ トーマス・マン ）
21.
オレのレコードについて、
誰かが何か勝手なことを言うなんて、ふざけた話だ。
みんなに（自分の）音楽を聴いてもらって、
自分の耳で判断してほしかったんだ。
だいたいオレが何をしようとしているのか、
オレがやっている演奏について、
どうしてアカの他人が書けるんだ？
（ マイルス・デイヴィス ）
22.
ネットの若い人たちの「批評」を見ていると、
格闘技でマウントをとるみたいなことをやる。
相手に優位なポジションをどうとるか
相対的な勝利を求めるみたいな気がしてならない。
（ 大塚英志 ）
23.
批評というのは、理性です。
それを根拠づけるのが内省です。
（ 大塚英志 ）
24.
批評は
相手の勝れたところを認めることを
つねに怠ってはならない。
相手のもっている好いものを
てんで問題にしないような批評は
批評ではなくて論戦なのである。
もし相手が
認めらるべき何等(なんら)の勝れたものももっていない場合には、
本当の批評家は黙殺することを知っている。
（ 三木清 ）
25.
ある対象を批判（＝批評）するとは、
それを正しく評価する事であり、
正しく評価するとは、
その在るがままの性質を、
積極的に肯定する事であり、
そのためには、
対象の他のものとは違う特質を明瞭化しなければならず、
また、そのためには、
分析あるいは限定という手段は必至のものだ。
（ 小林秀雄 ）
26.
われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。
（ ニーチェ ）
以上
【 批評 】
全部で、26件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
満足は努力の中にあって、結果にあるものではない。
（ マハトマ・ガンジー ）
2.
四十半ばにもなって阿呆で気品のない男は女房が悪い。
（ 田辺聖子 ）
3.
酷(ひど)いことをしても憎まれない人がいるけれども、立派に生きて恨まれる人もいます。
（ 加藤諦三 ）
4.
できる人とできない人の区分けって、僕はないと思う。
あるのは、やる人とやらない人だけです。
重要なのは、やる気であって才能ではないんです。
（ パパイヤ鈴木 ）
5.
人生は、やるか、やらないかだ。
（ 一般のことわざ・格言 ）
6.
衣装を着こなしていれば、演技は後からついてくる。
（ 「マーフィーの法則」 ）
7.
希望は強い勇気であり、新たな意志である。
（ マルティン・ルター ）
8.
私は自分の無知を、
そうひどく恥ずかしがらず、
わからないことについては、
全然私にはわからない、
と白状しよう。
（ アンリ・ファーブル ）
9.
朝から晩まで稽古にだけ打ち込んだって、上達なんかしやしません。
（ 岡本文弥 ）
10.
何も咲かない寒い日は、
下へ下へと根を伸ばせ。
やがて大きな花が咲く。
（ 中澤正仁 ）
11.
成功の度合いを稼いだお金で見ないほうがいい。
挑戦してる以上、そんなものは簡単に減ったり増えたりするからね。
（ ある華僑の言葉 ）
12.
ひた急ぐ犬に会ひけり木の芽道
（ 中村草田男 ）
13.
今日は一回きり──これで十分である。
過去は過ぎ去ったものなのだから、振り返ったり、悲嘆に暮れたりしてはならない。
（ アイダ・スコット・テイラー ）
14.
雑談は、まとめたとたんに、つまらなくなる。
（ 中谷彰宏 ）
15.
失敗することを恐れていては
思い切った働きはできない。
同じ働くのなら
精一杯の力をぶつけて働く。
それで失敗するのなら仕方ない。
（ 吉田忠雄 ）
16.
自分自身をもっと客観的に眺めれば、他にもっと心配すべきことがあることに気づくだろう。
（ アインシュタイン ）
17.
なあに、いいやつには、言わなくたってちゃんとわかっているのだから。
（ 太宰治 ）
18.
雑種って一匹一匹がひとつの種類なんだよ。
かっこいいよ。
（ 漫画『トリコロ』 ）
19.
すべての根本は虚栄だ。
われわれが良心と称するものすら、結局は虚栄の隠れた萌芽にすぎない。
（ フローベール ）
20.
友情というのは、
まるで猫みたいだ。
手に入れたいと追いかけまわすと、
するりと逃げていく。
忘れていると、
いつのまにかほっこり膝の上に座っていたりする。
（ 工藤直子 ）
21.
善を知れども怠り、時いたれども疑い、非を知れども居る。
この三者、道のとどまるところなり。
（ 『六韜（りくとう）』 ）
22.
自分以外に自分を救える者はいない。
（ 一般のことわざ・格言 ）
23.
虎に乗っている者は、降りることを恐れるものだ。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
24.
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
（ モンテーニュ ）
25.
女というのは本能的に嘘つきというわけではないけれど、多面的で、男のように単純な性じゃない。
なかなか複雑で、だから面白いし、書きたくなるんだ。
女の存在の方が文学的だよね。
（ 渡辺淳一 ）
26.
人生、照る日もあれば曇る日もある。
四面楚歌の中で、眼に涙を浮かべつつ、笑っていなければならぬこともある。
そんな時に、心ある友が一人だけでも自分を信じ、温かく見つめていてくれることがわかると、勇気百倍して、困難に立ち向かっていける。
（ 王陽明 ）
27.
学問は金(かね)に遠ざかる器械である。
（ 夏目漱石 ）
28.
変えられぬことは、不平を言わずに忍ぶべきである。
（ プブリリウス・シルス ）
29.
「期待される課長像」とは、
六、経営の刷新にドロをかぶる姿勢で断行できるか。
（ 田辺昇一 ）
30.
（自分の）可能性の中には良い可能性もあれば、悪い可能性もあります。
だから、まずその中からどの可能性を伸ばすのか自分で取捨選択しなきゃいけない。
（ 美輪明宏 ）
31.
仕事の定義が、
もたらすべき成果を明らかにする。
しかし、何を成果とすべきかの答えは複数ありうる。
デパートの場合、
買い物一回当たりの売上も正しいし、
リピート率も正しい。
（ ピーター・ドラッカー ）
32.
休日は人間に与えられたもので、人間が休日に与えられのではない。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
33.
私たちは自然の中で生活しながら、
自然を知らない。
自然は絶え間なく私たちと話しているが、
私たちにその秘密を明かさない。
私たちはたえず自然に働きかけるが、
自然をどうする力もない。
（ ゲーテ ）
34.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
35.
あくまでもみなさんはサラリーマンなのですから、どうでもいいことには上手に相槌(あいづち)を打つ技術を学ぶべきです。
（ 梅森浩一 ）
36.
すでに所有しているものに不満を感じるなら、全世界を我が物にしても不幸であろう。
（ セネカ ）
【 ルーサー・バーバンク 】
【 トマス・ホッブズ 】
【 ビョルンスティエルネ・ビョルンソン 】
【 角野栄子 】
【 小椋佳 】
【 市川伸一 】
【 カール・メニンガー 】
【 チャールズ・モーガン 】
【 カリン・アイルランド 】
【 倉本聰 】
【 ミハイル・カラシニコフ 】
【 プラウトゥス 】
【 釈宗演 】
【 宮本留吉 】
【 長岡輝子 】
【 広津和郎 】
【 山田昌弘 】
【 愛する能力 】
【 権威のあるお墨付き 】
【 灯を灯す 】
【 会話の不完全さ 】
【 方向を示すもの 】
【 不明瞭なこと 】
【 平和を維持する手段 】
【 和服姿 】
【 他人の生活に干渉しない 】
【 いつまでたっても満足しない 】
【 歩きたいという欲望 】
【 地上を過ぎていく 】
【 表面的に損 】
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