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今日の
田辺聖子の名言
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6月30日
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1.
子供のころに犬や猫などの動物を飼えば、「愛される」ことだけでなく、「愛する」ということを自然におぼえるのと同じで、(※何かを)「好きになる」ということも教えたい。
好きな歌、好きなダンス、好きな色彩、好きな人、そういうものがどんなに子供たちの心をゆたかにすることか。
(
田辺聖子
)
2.
ムダ話をして、関心をつなぐには力量が要る。
力量は人生の蓄積からしか、出てこない。
(
田辺聖子
)
3.
ウソを書いてホントになるようにするのが小説である。
(
田辺聖子
)
4.
面白い人間というのは、
マジメ律儀小心な男の中にもいる。
(
田辺聖子
)
5.
家庭の幸福、などというものは、その家庭では芳香だが、外へ洩れると悪臭になる。
(
田辺聖子
)
6.
だいたい女の色香は、(男の)金を巻き上げるためのようなものである。
(
田辺聖子
)
7.
目立つのはダサい。
(中略)現代では目立つのはアホのするこっちゃ。
カシコ(=かしこい人)は目立たんことに、全力あげて生きてる。
(
田辺聖子
)
8.
結婚の意義、夫婦の自覚、そんなものは、なければ評論家がメシのタネに困るから、大切そうに掲(かか)げられてあるだけでは、要は、おたがい仲よく長生きする、これだけである。
それにはご機嫌をとりあい、甘やかし合う。
それだけなのだ。
(
田辺聖子
)
9.
(※女にとって、男に)惚れてしまうということは精神衛生にも美容にもよくない。
(
田辺聖子
)
10.
女というものは元来が、男に対して苦しみを与え得る存在でありたいと思っている。
(
田辺聖子
)
11.
夜店やお祭りというものは、せいぜい十歳(とお)までの人生に叩きこむもんだ。
大きくなって見るのは、これはお祭りではない、見せ物にすぎん。
(
田辺聖子
)
12.
男と女が対立し、いがみ合い、仲直りし、理解し合うという、オトナの基盤がないと、(※夫婦における)真の自由も幸福もない。
性の本当の喜びも解放もありはしない。
(
田辺聖子
)
13.
この広い世間に、最後までかばい合える戦友は、やっぱり夫と妻なのだから、どちらかが傷ついたとき、「あんたは天才」「あんたは美人」とホメたり力づけたりできる相手であるのが望ましい。
(
田辺聖子
)
14.
トシなんてねえ、三十五から先はなくなんのよ。
その人の持ってる味だけになんのよ。
(
田辺聖子
)
15.
結婚しても愛し合う、ということは、何も仰々(ぎょうぎょう)しく、ことごとしいことではなくて、お互いにいつも相手のことを考える、ということで、そのことだけで、ものごとが解決してしまう、ふしぎな部分があります。
(
田辺聖子
)
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