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今日の
日本の文豪の名言
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6月27日
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1.
先生にあわれみをもつがよろしい。
薄給の教師に、あわれみをもつのがよろしい。
先生という種族は、諸君の逢うあらゆる大人のなかで、一等手強くない大人なのです。
(
三島由紀夫
)
2.
戦いというものは、あくまで「人」そのもの。
(
吉川英治
)
3.
自分を理解しない人間を寄せつけないのは、芸術家として正しい態度である。
芸術家は政治家じゃないのだから。
(
三島由紀夫
)
4.
すべての平和と幸福とは、短い人生の中にあって最も短い。
それはちょうど、秋の日の障子(しょうじ)の日向(ひなた)の上にふと影を落とす鳥かげのようである。
つと来てはつと消え去る。
(
佐藤春夫
)
5.
すぐれた魂ほど大きく悩む。
(
坂口安吾
)
6.
大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい気分で、進まねばならぬ。
急がずに、休まずに。
(
志賀直哉
)
7.
誰にもかれにも、同じ時間が流れていると思うのはまちがいだ。
(
川端康成
)
8.
決定されているが故に僕らの可能性は無限であり、止められているが故に僕らの飛翔は永遠である。
(
三島由紀夫
)
9.
自己の金力をしめそうと願うならば、それに伴う責任を重んじなければならない。
(
夏目漱石
)
10.
子供の楽しみに対する敵はいつでも父か教師である。
(
永井荷風
)
11.
幸不幸は現象であって不動のものではない。
(
山本周五郎
)
12.
どうにもならないことを、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。
(
芥川龍之介
)
13.
色酒の苦き覚えて年行きぬ
(
尾崎紅葉
)
14.
水を流そうと思うなら流そうと思う方を水の在る場所より低く掘らねばならぬ。
「流れよ!」と云った丈(だけ)では 水は流れはしない。
(
山本周五郎
)
15.
私は今より一層淋しい未来の私を我慢する代わりに、淋しい今の私を我慢したいのです。
自由と独立と己れとに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わなくてはならないでしょう。
(
夏目漱石
)
16.
献身などというが、それは、そのことが自分を満足にさせるから喜びを感じる。
(
山本周五郎
)
17.
人間は生き、人間は堕ちる。
そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。
(
坂口安吾
)
18.
別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。
花は毎年必ず咲きます。
(
川端康成
)
19.
(猫というのは)
寝心地がよさそうだと思えば
知らない人の膝でも平気で這上って来る。
こういう身勝手な性質を
私は好まないのだが、
猫好きが猫を讃(ほ)める時には、
よくこの性質をも一緒に讃めている。
(
志賀直哉
)
20.
静まり返った高級レストランのどまん中で、
突如快音を発して、
ズズズーッとスープをすすることは、
社会的勇気であります。
(
三島由紀夫
)
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