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今日の
日本の文豪の名言
☆
6月26日
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1.
飛行機が滑走していて、
地面からはなれられないような時、
まだ詩は生れない。
しかし地面からはなれた時、
詩になる。
(
武者小路実篤
)
2.
待ち受けた夜明けは、何もそう遠いところから白んで来るでもなく、自分の直(す)ぐ足許(あしもと)から開けて行きそうに見えた。
(
島崎藤村
)
3.
君、弱い事を云(い)ってはいけない。
僕も弱い男だが弱いなりに死ぬ迄(まで)やるのである。
やりたくなくったってやらなければならん。
君も其(その)通りである。
(
夏目漱石
)
4.
人があやまったり詫(わ)びたりするのを、真面目に受けて勘弁するのは正直過ぎる馬鹿と云(い)うんだろう。
あやまるのも仮りにあやまるので、勘弁するのも仮りに勘弁するのだと思ってれば差し支(つか)えない。
(
夏目漱石
)
5.
もし途中で霧か靄(もや)のために懊悩(おうのう)していられる方があるならば、どんな犠牲を払っても、ああここだと掘り当てる所まで行ったら宜(よろ)しかろうと思うのです。
(
夏目漱石
)
6.
恋が消えなければ、夫婦の愛情は起こらない。
(
田山花袋
)
7.
ナポレオンでもアレキサンダーでも、勝って満足したものは一人もいない。
(
夏目漱石
)
8.
軽蔑とは、女の男に対する永遠の批評である。
(
三島由紀夫
)
9.
自覚さえすればどんな生活にだって深い意味が出来る。
(
永井荷風
)
10.
アイデンティティーとは指紋である。
最終的に一つあればいいんだ。
(
三島由紀夫
)
11.
民衆の愚を発見するのは必ずしも誇るに足ることではない。
が、我々自身も亦(また)民衆であることを発見するのはともかくも誇るに足ることである。
(
芥川龍之介
)
12.
たいていの男は意気地なしね、いざとなると。
(
夏目漱石
)
13.
生きるというは活動しているという事であるに、生きながらこの活動を抑えらるるのは生という意味を奪われたると同じ事で、その奪われたを自覚するだけが死よりも一層の苦痛である。
(
夏目漱石
)
14.
(自然の中にあるもので)人格上の言葉に出来ない輩(もの)には、
自然が毫(ごう)も人格上の感化を与えていない。
(
夏目漱石
)
15.
真面目とは実行するということだ。
(
夏目漱石
)
16.
女を慕(しと)うて死ぬという事は、いろいろの死に方のうちで最も楽しい死に方である。
(
谷崎潤一郎
)
17.
怖くもない人間を恐れるほど
馬鹿げたことはないのである。
(
武者小路実篤
)
18.
公衆は醜聞を愛するものである。
(
芥川龍之介
)
19.
金は大事だ。
大事なものが殖えれば寝る間も心配だろう。
(
夏目漱石
)
20.
芸術は自己の表現に始まって自己の表現に終わるものである。
(
夏目漱石
)
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