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301.
人間はどんなに資質の劣る人であっても、理解されていると感じさえすれば正道に戻れ、能力も発揮できるようになるものである。
（ 塩野七生 ）
302.
人間は、
一つの言葉、一つ名の記録のために、
さすらいをつづけてゆく動物である。
（ 寺山修司 ）
303.
人間に想像力がある限り、この遊園地は完成しないんだよ。
（ ウォルト・ディズニー ）
304.
自分で選んだ目標を目指し、そこに到達するために自分の心を支配できるのは、人間だけである。
これこそ、人間の知識で最高のものだ。
（ ナポレオン・ヒル ）
305.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
306.
酒と人間とは、絶えず闘い絶えず和解している仲の良い二人の闘士のような感じがする。
負けた方が常に、勝った方を抱擁する。
（ ボードレール ）
307.
人間が馴れることのできぬ環境というものはない。
ことに周囲の者がみな自分と同じように暮らしているのが分かっている場合はなおさらである。
（ トルストイ ）
308.
人間でも
力以上のことをすれば
必ず破綻する。
（ 上原昭二 ）
309.
人間の生はなべて軍事である。
（ 西部邁 ）
310.
恐らく人間とは、
一つの欠点の消滅によって新しい美徳が生じるというのではない。
欠点は欠点のままに、
その人のちょっとした心の作動によって美徳に生まれ変わる。
（ 宮本輝 ）
311.
人間にとって最高の幸福は、一年の終わりにおける自己を、その一年の始めにおける自己よりも、遥かに良くなったと感ずることである。
（ トルストイ ）
312.
人間も動物も
利己心をむきだしにして競争する姿が当たり前であって、
反対に、利己心を隠し、
社会は利他心で成り立つべきだといいながら、
他人から利益を得るやり方を全員に強制する社会主義は、
人間だけに見られる不自然な生き方なのである。
（ 竹内靖雄 ）
313.
明日のいのちを保証された者は
この世に一人もいないのだ
明日どころか、しゅんかん先の
いのちの保証がないのだ
それが人間
それがこの自分なのだ
（ 相田みつを ）
314.
人間は、表現された信念である。
（ フィニアス・クインビー ）
315.
「主婦」が「人間」に変身するとき、その引き金となるのは、ある種の悪魔的な決断力である。
それは女の中にひそむ、男性的な要素だ。
（ 田辺聖子 ）
316.
ここには
虫けらや人間
何億種類のいのちあれど
人間だけが
ここを　我欲でよごす
（ 榎本栄一 ）
317.
人間──自分で考えている自分の姿に有頂天に見入っていて、明白な自分のあるべき姿を見落としてしまう動物。
（ アンブローズ・ビアス ）
318.
人間がだまし合いをしなかったら、この世で長い間暮らしてはいけないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
319.
詩人である前に私は人間である。
人はみな一つの使命を持っている。
（ ロマン・ロラン ）
320.
人間は常に、畏敬の念と謙虚さを持つ必要があるのです。
そうした尊敬の念がなければ、国家権力の執行にも歯止めがなくなります。
産業社会の結合力も失われ、人間の個性が真に認識されることもないでしょう。
（ ヘンリー・キッシンジャー ）
321.
恋に落ちることは、およそ人間のなしうる最も愚かな行為だ、とは言えませんが、重力に責任を負わせることもできないでしょう。
（ アインシュタイン ）
322.
人間は自然に服従しながら、自然を支配する。
（ フランシス･ベーコン ）
323.
逆境は時に人間にとってつらいことがある。
しかし順境によく耐えうる人一人に対して、逆境に耐えられる人は二百人もあろう。
（ トーマス・カーライル ）
324.
犬は決して私に噛み付いたりしない。
噛み付いてくるのは人間だけだ。
（ マリリン・モンロー ）
325.
人間は習わし次第のものだ！
（ シェイクスピア ）
326.
永い眼で見れば、
企業も人間も、
社会的存在としての陰徳を積むことが大事ではないでしょうか。
（ 関本忠弘 ）
327.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
328.
人間には進歩か退歩かのいずれかがあって、
その中間はない。
現状維持と思うのは、
実は退歩している証拠だ。
（ 森信三 ）
329.
人間が生きるために不可欠なものは「水、空気、食物、そしてコミュニケーション」
（ M・スワンソン ）
330.
人間は元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に雑(まじ)っていたからって、孤独になるのは、わかり切ったことだ。
（ 田山花袋 ）

331.
恋するとき人間の心は不思議に純になるのだ。
人生のかなしみがわかるのだ。
地上の運命に触れるのだ。
（ 倉田百三 ）
332.
世界は驚きと奇跡に満ちている。
しかし、人間は、その小さな手で目を覆い、何も見ようとしない。
（ ユダヤの名言 ）
333.
現代社会の病根を直すには、人間の心の内面からの精神革命による以外にない。
（ アーノルド・J・トインビー ）
334.
人間は自由であり、常に自分自身の選択によって行動するべきものである。
（ サルトル ）
335.
人間、時には放心の時間をもたねばならぬ。
（ 有田一壽 ）
336.
人間は永遠の不正に対して闘うために正義を肯定すべきであり、世界の不幸に対して抗議するために幸福を創造すべきである。
（ アルベール・カミュ ）
337.
人生は人間が共同で利用するブドウ畑です。
一緒に栽培して、共に収穫するのです。
（ ロマン・ロラン ）
338.
一人ひとりの人間は、すべて
他の人間の肩に乗っています。
だから、
声高にオリジナリティーを主張するのは、
間違いなのです。
（ ピーター・ミッチェル ）
339.
人間はみな月だ。
誰にも見せたことのない暗い面を持っている。
（ マーク・トウェイン ）
340.
人間は従順な動物である。
どんなことにも馴れてしまう存在である。
（ ドストエフスキー ）

341.
人間の最高の美徳は忍耐なり。
（ 大カトー ）
342.
人間は神に、神は天使になろうとしている。
（ アレキサンダー・ポープ ）
343.
なあ、人間誰しも傷のひとつやふたつあっていい。
それが生きてきた証なんだ。
（ ）
344.
人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。
他人から愛され、協力してもらえるような徳を積むことではないだろうか。
そして、そういう人間を育てようとする精神なのではないだろうか。
（ 本田宗一郎 ）
345.
人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね。
（ 手塚治虫 ）
346.
金と名誉を捨てたら人間の“生命”がのこるんだ。
つまり、人間のほんとうの存在だけが生きる。
金と名誉を拒否したところに、人間のほんとうの出発点がある。
（ 岡本太郎 ）
347.
人間は自分自身の歴史をつくる。
だが、思うままにではない。
自分で選んだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、与えられ、持越されてきた環境のもとでつくるのである。
（ カール・マルクス ）
348.
戦争は畜類がするにふさわしい仕事だ。
しかもどんな畜類も人間ほど戦争をするものはない。
（ トーマス・モア ）
349.
魚はより深き所を求め、人間は、より良き所を求める。
しかしながら、人間は時によって、其処(そこ)がより良くはなくして、より悪く、極めて悪い所であるのに十分気づきながら、より深い所を求めることがある。
（ シェストフ ）
350.
私たちは
不可能な宇宙に生まれた
不可能な存在である。
（ レイ・ブラッドベリ ）

351.
人間は自殺することのできる動物である。
（ 日高敏隆 ）
352.
得意分野でこそ過ちを犯すのが人間です。
（ ドラマ『新マチベン〜オトナの出番〜』 ）
353.
人間の両手はそろえると器にもなるんですね。
これは人間だけでしょうね。
（ 永六輔 ）
354.
人間はあらゆる点で自らの生存の理由を求める動物です。
何のために生きているのかなどということは、もしそれがわかったとしても、現実の生活にたいした効用をもたらさないにも関わらず、人間はそういう問題を考えずにいられないのです。
しかしこういうふうに考え続けることが、生きる証にもなっているのです。
人間はやはり「考える葦」なのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
355.
人間は何万年も、あした生きるためにきょうを生きてきた。
（ 手塚治虫 ）
356.
確かに最悪の動物は人間であるが、最高の動物も人間である。
（ ながれおとや ）
357.
文明の全体が、
人間と雄と去勢物の中間のものを
女性と呼んでいるのだ。
（ ボーヴォワール ）
358.
山というのは、わたしども人間のふところやと思います。
人間でいえば母親のふところやと思います。
（中略）木も人間もみんな自然の分身ですがな。
おたがい等しくつきあうていかなあきませんわ。
（ 西岡常一 ）
359.
人間は一人では生きられない。
支え合うのが人だ。
（ 瀬戸内寂聴 ）
360.
人間は柔軟な動物であり、どんなことにも馴れてしまう存在である。
（ ドストエフスキー ）

361.
人間や人生の事件、事物は素材にすぎない。
それは解釈する人の心によってどんなにでも変わるのだ。
（ 田辺聖子 ）
362.
国は人間が創造したものです。
国は土からできているのではなく、人々の心で出来ています。
もし人間が輝いていれば、国は顕現（けんげん）されます。
（ タゴール ）
363.
人間という奴は、創造することによってのみ自己を防ぐことができるのだ。
（ アンドレ・マルロー ）
364.
生きることは、
バランスを求めることであり、
美しくなろうとすることだ。
人間だけでなく、
花でも動物でも。
（ 平山郁夫 ）
365.
神は動物をつくる。
人間は自分自身をつくる。
（ リヒテンベルク ）
366.
花は　ただ咲くんです
それをとやかく言うのは人間
ただ　ただ　ただ──
それで全部
それでおしまい
それっきり

人間のように
〈のに〉なんてぐちは
ひとつも　言わない
だから　純粋で
美しいんです。
（ 相田みつを ）
367.
大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。
人間そのものの対決になる。
（ 野村克也 ）
368.
植物・動物・人間、これら3つにとって、バランスの良い環境は何か、を考察すること。
これがエコロジカルな問題の根本的な課題だ。
（ 吉本隆明 ）
369.
真理とは、そのため人間が殺し合いをやるもの。
（ ハーバート・リード ）
370.
人間は留まることを知らぬ旅人だ。
（ 作者不詳 ）

371.
人間の足は靴の奴隷になった。
（ ランゲ ）
372.
効果だと？
影響だと？
役に立つかどうかだと？
人間は自分のなすべきことをなせばよいのだ。
仕事の成果は、自分以外の人が気にかけることだ。
（ トーマス・カーライル ）
373.
人間はある特殊なことで他の動物と異なっている。
動物は本能を持っていて、人間は納税の義務を持っている。
（ アーヴィング・ゴッフマン ）
374.
人間てね、その時その時で、自分でも思いがけないような人間に、変わってしまうことがあるものですよ。
（ 三浦綾子 ）
375.
人間一人では生きられないが、頼れるのは自分自身であると思います。
従って、幸せも他人に求めるのではなく、自分に求めて行きたいものです。
（ デール・カーネギー ）
376.
いかなる時でも、人間のなさねばならないことは、世界の終焉が明日であっても、自分は今日、林檎の樹を植えることだ。
（ ゲオルギウ ）
377.
なぜ人間は血の詰まったただの袋ではないのだろうか。
（ フランツ・カフカ ）
378.
技術が進めば進むほど、実は人間とは何かという永遠の命題が突きつけられるんだね。
（ 田原総一朗 ）
379.
ちょうど朝が、その日がどんな一日になるかを示すように、
少年時代はその人がどんな人間に育ちゆくかを示す。
（ ジョン・ミルトン ）
380.
人間は賭け事をする動物である。
（ チャールズ・ラム ）

381.
約束は必ず守りたい。
人間が約束を守らなくなると社会生活はできなくなるからだ。
（ 菊池寛 ）
382.
人間というものは、強さと弱さ、光明と不明、矮小と偉大の混合物である。
そのことは、人間を訴追することにはならず、人間を定義することになる。
（ ドゥニ・ディドロ ）
383.
猫は人間に対する意見を持っている。
ほとんど何も言わないが、全部を聞かないほうがいいのは確かである。
（ ジェローム・K・ジェローム ）
384.
真のマーケティングは、顧客から出発する。
すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する。
（ ピーター・ドラッカー ）
385.
子供番組とは、人間と人間じゃないものが一緒にいる世界。
怪獣とかロボットには、社会から疎外されている人間への、脚本家の思いがこめられている。
（ 切通理作 ）
386.
時間が人を左右するのではない。
人が時間を左右するのだ！
（ 漫画『燃えよペン』 ）
387.
人間は、宇宙におけるさまざまな組織体のどれとも異なって、
自己の創造したものを乗り越え、
自分の思想の枠を踏み越え、
自分の投げたものの彼方(かなた)に立ち現れるものである。
（ ジョン・スタインベック ）
388.
人間とか虫とか猫とかいった区別のない目つきこそ健康というやつなのだろう。
（ 水木しげる ）
389.
人間には、その人がなりたいと思うようになる性質がある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
390.
人間はみな荒野の旅人です。
このありかたを孤独といいます。
孤独というのは淋しいことではない。
判断に不安がつきまとうこと。
その不安に耐えることです。
（ 池澤夏樹 ）

391.
人間の魂はいずれも、善と悪とが支配権を争って絶えず戦っている、精神的戦場である。
（ アーノルド・J・トインビー ）
392.
何かを約束することが大事なんだよ。
実際にはその約束を守れなくてもね。
人間は、希望だけで今まで生きてこられたんだから。
（ ヘルマン・ブロック ）
393.
人間は、自分の知っていることなら半分は信じるが、聞いたことは何も信じない。
（ ダイナ・マリア・マロック・クレイク ）
394.
歴史は、人間自身がその対象である。
（ ランケ ）
395.
人間は誰でもみんな、灰色の魂を持っている。
だから、ちょっと紅(べに)をさしたがるのさ。
（ マクシム・ゴーリキー ）
396.
人間よ、汝、微笑みと涙との間の振り子よ。
（ バイロン ）
397.
人生に疲れたという人がいたら、それは人生のほうがその人間に疲れたのだと思えば間違いはない。
（ ジョージ・サンダース ）
398.
人間はゴメンと言いながら死ぬ奴と、アリガトウと言って死ぬ奴がいる。
私はアリガトウと言って死にたい。
（ ドラマ『マチベン』 ）
399.
祈りは人間が生み出しうる最も強力なエネルギーである。
それは地球の引力と同じ現実的な力である。
（ アレクシス・カレル ）
400.
医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る。
（ ショーペンハウアー ）

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